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H22年 夏、大手損保自動車保険改定!! 保険料編

2010年6月4日
鶴 数元 ファイナンシャルプランナー

H22年 夏、大手損保自動車保険改定の概要 保険料編
 
 大手損保の自動車保険の改定が平成22年7月に予定されています。改定は7月
以降始期契約を対象に商品、保険料とも改定されます。その後、他の損保も追随す
るものと思われます。今回の改定は、火災保険同様、わかりやすい商品を実現する
とともに、近年の損害率状況をふまえ保険料を全面的に見直すものです。では、自
動車保険の保険料改定の内容を具体的に見て参りましょう。

 保険料改定のポイント 

1、保険料率の改定
 等級プロテクト特約、レンタカー費用補償特約といった収支状況のあまり良くな
い一部の補償について保険料の改定が行なわれます。また、収支の状況を踏まえ、
全面的に保険料の見直しがなされます。これに伴い、自動車の用途別、車種別、年
齢条件別、保険金額、免責金額等の個々の契約条件によって改定率は大きく変動し
ます。

2、ノンフリート等級係数の改定
 ノンフリート等級とは10台未満の契約であるノンフリート契約に適用する等級
です。ノンフリート等級は1等級から20等級の20区分に分けられ、区分毎に保
険料の割増引率、いわゆるノンフリート等級係数があります。そのノンフリート等
級別の割増引率、ノンフリート等級係数が変更になります。

 ノンフリート等級係数の変更は平成23年7月1日以降始期契約から適用される
予定です。但し、前年が無事故の契約についてはノンフリート等級係数が引上げに
ならないように、平成22年7月1日から平成23年6月30日始期契約について
経過措置が設けられる予定です。

 また、20等級の割引率拡大に伴い、長期優良契約割引が廃止される予定です。
ただ、廃止されても従来の長期優良契約割引を適用した20等級の割引率よりも、
新規ノンフリート等級係数の20等級を適用した契約が実質有利になります。

3、記名被保険者年齢別料率の導入予定
 現状、35歳以上補償、30歳以上補償、26歳以上補償のリスク較差が減少傾
向にあることから、これらの区分を統合する予定です。そして、統合後の26歳以
上補償については契約の80パーセントが集中していること、および運転者の年齢
層に応じてリスク較差が見られることから、記名被保険者が個人契約についてはこ
れらを細分化し、記名被保険者の年齢層別に料率区分を設ける予定です。

 分かりにくいのですが、まず年齢条件として26歳以上、30歳以上、35歳以
上を26歳以上に統合します。そのうえで、よく車を使われる方を記名被保険者と
し、その記名被保険者の年齢層別に、30歳未満、30歳以上40歳未満、40歳
以上50歳未満、50歳以上60歳未満、60歳以上70歳未満、70歳以上と6
料率区分が設けられる予定です。 

 なお、この改定もノンフリート等級係数の改定と同様に1年間の経過措置を経て、
平成23年7月1日始期契約より実施予定です。

4、ECO割引の新設
 環境への取組の一環として、ハイブリッド自動車、電気自動車を対象とするEC
O割引が新設されます。ただ、大手損保会社の自動車保険ではすでに採用している
ところもあります。割引は3パーセントが予定されています。

以上、保険料の主な改定をご紹介しました。この改定は今年、来年と2年に亘って
行なわれる予定です。昨今の自動車保険市場の変化に鑑み、各損保とも自動車保険
料水準はアップ傾向にあります。自動車保険の市場の変化に伴うものとはいいなが
ら、基本は保険料アップですので、満期継続時の契約条件の見直しなど工夫が重要
だと思われます。

以上

鶴数元 鶴FP事務所 ファイナンシャルプランナー 飯塚 保険見直し 生命保険 損害保険 保険クリニック

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非公開: 鶴 数元Kazumoto Tsuru

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