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現場以外でもKYの導入を

2012年8月12日
栗林 隆 中小企業診断士 社会保険労務士

今回はKYについてのお話です。KYといっても、数年前に流行った

「空気が読めない」ではなく、「危険予知」のことです。

危険予知に関する訓練は、「KYT(危険予知訓練)」や「KYK

(危険予知活動)」などど呼ばれ、主に建設業や製造業、運送業

といった危険な現場作業を伴う業種で取り入れられており、事故

や災害を未然に防ぐ目的で行われています。

具体的には、イラストシートを使ったり現場で実際に作業をさせ

たりしながら、作業現場などに潜んでいる危険について皆で話し

合い、考え合って、危険のポイントなどを指差呼称により確認し、

危険防止に努める訓練です。

ここでは、作業の要所要所で指差呼称を行い、体が無意識に反応

するほど意識下に叩き込むことによって、危険のポイントと行動

目標を顕在化していくことが重要となります。

最近では、医療業や飲食業など他の業種でもKYTが行われるケース

も見られるようになってきましたが、「現場作業」を伴わない

場合においても、実はKYTは有効だということができます。

例えば、本社事務所においても、多数の視点から考察することに

より、

・コンセントがタコ足配線になっていないか。

・壁から釘などの突起物がはみ出していないか。

・階段に滑り止めはついているか。

といったような、事故につながりかねない危険を発見することが

できます。

また、いわゆる事故や災害とは少し角度が違いますが、

・メールやFAXの送信先は間違っていないか。

・請求書の日付や金額は正しいか。

(特に過去のデータをコピーして加工する場合)

といったソフト面のKYTも、情報漏洩等の“事故”の防止のために

役立つと言えるでしょう。

なお、KYTの基礎手法である「KYT基礎4ラウンド法」の進め方

について、下記ページに記載がありますので、参考にされて

みてはいかがでしょうか。

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo40_1.html

kuribayashi

中小企業診断士
社会保険労務士

栗林 隆Takashi Kuribayashi

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