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新卒採用における経営者の役割

2011年1月19日
栗林 隆 中小企業診断士 社会保険労務士

 ここ数年の採用市場においては、大企業の採用抑制や学生の『遣り甲斐』の認識の変
化などから、中小企業にとってはまさに優秀な人材を獲得する絶好の時期となってい
るようです。ただし、こうした状況下だからといって、すべての企業に平等に優秀な人材が入
ってくれる訳ではありません。当然、より魅力的な企業に多くの人材が集まり、そうで
ない(そう映らない)企業には依然、厳しい状況には変りないでしょう。
 それでは、今のこうした背景において、より優秀な人材を獲得するために経営者がす
べきこととは何でしょうか。ある企業の事例を見てみましょう。
 D社では、企業説明会に必ず経営者自らが足を運びます。そして、そこに集まった学
生に、経営者自らが「我が社の夢やビジョン」を熱く語っています。そして、そのため
に「どんな人材」を必要としており「何を求めているか」を明確に語っています。
 従業員数50名のこの企業では、説明会から約80%の確率で第一次面接の応募に至って
います。昨年では2名の採用枠に対して、説明会で100名を集め、そこから一次面接応募
者は80名に上りました(すべて大卒)。
 この会社は自動車部品の製造業ですので、決してイマドキの仕事ではありません。そ
れでも、経営者の熱意がしっかり伝われば、これだけの人材を集めることが可能なの
です。いかがでしょう。本気で良い人材を採用しようとするなら、今一度経営者として為すべ
き事を考える必要があるのかもしれません。

中小企業診断士
社会保険労務士

栗林 隆Takashi Kuribayashi

経営相談から研修、カウンセリングまで幅広く対応します。

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